うさぎに毒性がある植物【まとめ】

うさぎ島の鼻炎のうさぎ

※急いでいるとき

1.PCは、[Ctrl] と[F]を同時に押し、単語を入力して、検索してください!
2・スマホは、上の[検索バー]に単語を入力し、【このページ】と書いてある下の[”単語”を検索]をタッチしてください!

※ご注意ください
新しい情報が見つかったりして、加筆する場合があります。

【まえおき】毒性学の分野からみた、化学物質とは・・・?

うさぎさんにとって、毒になる可能性のある植物を、まとめました。

わたしたちに身近な、カポック(シェフレラ)やポインセチアなどの観葉植物でも、毒性があります。

「毒性」という言葉を聞いて、「毒」=「死」を想像してしまう方も、多いと思います。

例えば、よだれを垂れ流す、「流涎(りゅうぜん)」という症状があります。

【流涎(りゅうぜん)】は、人間の医療や看護の分野でも、使われる単語だし、動物による毒性試験でも使われる単語です。

この「流涎(りゅうぜん)」も、立派に毒性がある、と決めるための症状です。

簡単なところでは、「体重減少」、これも毒性がある症状の一つです。

赤ちゃんうさぎは、体重が増えるのが当たり前なので、体重が一定であったときの「体重増加の抑制」も、「毒性がある」というように、診断します。

【まえおき_2】毒の症状が起こる時間は?

化学物質の影響は、食べてからだいたい2~3時間程です。

強い症状も、3時間くらい時間が経たないと、症状がないことがあります。

もちろん、大量に食べてしまったり、猛毒のものを食べてしまったときは、すぐに症状がでることもあるのですが、体内で解毒される物質は、時間が経たないと、わからないことが多いのです。

うさぎ島の山頂付近のうさぎ

毒を食べたかも!と思ったら、症状が出るまで、急性の場合は、すぐ、そのほかの場合は、3時間位です。

もちろん、少量で毒になるような、いわゆる「猛毒」は、クチにしてすぐに症状が、現れてしまいます。

あっという間に、命を落としてしまうかもしれません。

なので、毒のものは、うさぎさんと接触しやすいところには、置いてはダメです。

すぐに、症状が出なくても、消化器系の症状も、心配です。

うさぎさんの場合、食べ物は、8時間ほどで、カラダの外に出ることになっているので、その時に下痢などの症状はないか、を確認してあげることができます。

他の動物なら、吐かせればよくても、うさぎさんは、特別な胃の構造をしているので、吐けません

そのため、毒を何とか、カラダの外に押し出すことになります。

化学物質は、やがて肝臓に運ばれて、解毒という、毒を分解する作業にかけられてから、カラダの外に出ていきます。

うさぎに毒性がある植物【まとめ】

動物に毒性を示す、という論文では、主に家畜の報告が多いものです。

毒性試験では、マウスなどのげっ歯類の動物の影響が報告されます。

野草を毒性試験することは、ほとんど、ありません。

人間が間違って、もしくは故意に食べてしまって、中毒事件を起こした場合、原因を特定するために、実験されることがあります。

なので、実際には、よくわかっていないことも多いわけです。

ベランダや庭に植えてがちな、植物について、まとめました。

有害植物_1.ベランダや庭
植物の名前 毒性・症状 備考
ニチニチソウ/キョウチクトウ科
ニチニチソウ
死亡、神経障害、視力障害、運動失調 文献24
ルピナス/マメ科 死亡、急性中毒
アジサイ/ユキノシタ科
ウサギの毒になるアジサイ
下痢、体温上昇、呼吸数の増加、心拍数の増加、骨格筋の強い収縮で死亡(ヤギ) 文献1、青酸配糖体か?
カポック(シェフレラ)/ウゴキ科
カポック
流涎(りゅうぜん)、唇の炎症(イヌ)
アサガオ
うさぎの毒になるアサガオ
アイビー おう吐、腹痛、下痢(イヌ)
カランコエ 胃腸障害、心臓への重大な影響(イヌ)
ポインセチア 胃腸障害、唇の炎症(イヌ)
シクラメン 死亡、激しいおう吐(イヌ)
シャクナゲ/ツツジ科 死亡、激しいおう吐、下痢、こんすい(イヌ) ロードトキシン
チューリップ 胃腸炎、よだれ、食欲不振、けいれん、心臓異常(イヌ) ツリピン
ユリ(球根) 腎臓への重大な影響(ネコ) ツリピン
スズラン 流涎、嘔吐、疝痛、下痢の後、心臓に作用する
キク
kiku
おう吐、下痢、肝臓障害、皮膚炎(イヌ) プロトアネモニン
スイセン/ヒガンバナ科 激しい嘔吐、激しい下痢、食欲不振、こんすい、低体温(ヒト、イヌ、ネコ) 文献21、ノルベラジンアルカロイド
ヤツデ/ウコギ科
ヤツデ
嘔吐、腹痛、下痢(ヒト、イヌ)

ボクが、ちょっと、葉っぱをいじっちゃったから、お母さんが、大慌てしちゃったんだ・・・

うさぎさんに有害な植物

わたしたち、うさぎと観葉植物は、相性が悪いから、接触しないように、あらかじめ、対策してもらうしか、ないわね。

うさぎさんに毒性がある植物

ボクね、それよりも、お母さんの鬼のような形相で、かけ寄ってきたほうが、よっぽどコワかったんだけどね・・・

誤飲と誤食

早速、置き場所を工夫してたみたい。だから、もう大丈夫だよっ!

観葉植物の置き場所を工夫

ここでは、公園などでもみかける野草に絞って、調べたことをまとめました。

有害植物_2.公園
植物の名前 毒性・症状 備考
アセビ/ツツジ科 体重の1%を食べて死亡(ウシ)、嘔吐、泡沫性流涎(りゅうぜん)、マヒ(ヤギ) 文献2、※ドンクリと間違えやすい!、グラヤノトキシン
チョウセンアサガオ/ナス科 心拍数の増加=頻脈、散瞳(さんどう:黒目が大きくなる)、唾液分泌、胃運動の低下 ※クズと間違えやすい!、アトロピン中毒
イチイ/イチイ科 死亡(ヒト;海外)、元気消失、食欲廃絶(ウシ) 文献3、タキシン(アルカロイド)
イヌサフラン/ユリ科 出血性の下痢、嘔吐、流涎(りゅうぜん)、起立不能(ウシ) 文献4,5、コルヒチン(アルカロイド)
イヌスギナ/トクサ科 下痢、食欲不振(ウシ) ※ツクシの後に生える!文献6、パルストリンとニコチン(アルカロイド)
キョウチクトウ/キョウチクトウ科
うさぎの毒になるキョウチクトウ
死亡、出血性胃腸炎、疝痛(せんつう)=腹痛、下痢、心拍数の増加=頻脈、運動失調、食欲不振
血尿(ウマ)
※公園に多い、文献7、強心配糖体
オナモミ、オオオナモミ 急性の肝壊死(ブタ) ※野原を歩くと、くっついてくるトゲトゲのこと。文献7、強心配糖体
カタバミ
カタバミ
流涎、胃腸炎、重度の下痢、ふるえ、けいれん、臓器からの出血 ※クローバーと間違う!、シュウ酸
セイヨウカラシナ/アブラナ科 呼吸弱、食欲廃絶、眼振、排尿停止(ウシ) 文献8、メリアトキシン
センダン(実) 死亡、嘔吐、下痢、マヒ、昏睡 文献9、※ドンクリと間違えやすい!
ソテツ(実)
ウサギの毒になるソテツ
後肢の麻痺(ウシ) 文献10、アグリコン
ドクウツギ(実) 死亡、流涎、けいれん、騒擾(そうじょう)=さわぐ、てんかん様症(ウシ)
トリカブト 死亡、歩行困難、呼吸困難 アルカロイド
フクジュソウ 下痢、嘔吐、腹痛、呼吸困難、心臓マヒ
スイートピー マヒ
ヒヤシンス 皮膚炎、嘔吐、下痢
アマリリス 下痢、血圧低下、肝臓への障害
キンポウゲ 神経系への影響、下痢
ヘアリーベッチ/マメ科 アレルギー性病変(ウシ) ※カラスノエンドウと間違えやすい!
モロヘイヤ(実) 下痢、起立不能、沈せい、体温低下、心拍微弱(ウシ) 文献11、コルコロシド
ユズリハ(実) 死亡(ウシ) 文献12、アルカロイド
ヨウシュヤマゴボウ(根) 死亡、腹水(トリ) 文献13
レンゲツツジ/ツツジ科
ウサギの毒になるツツジ
神経の興奮(トリ) グラヤノトキシン
ワラビ 死亡(ウシ) 文献14
アマ(実) 死亡、ふらつき、マヒ(ウシ) 文献15、青酸中毒
ウマノスズクサ 心臓の出血性病変、腎臓の出血性病変、肝影響(ヤギ) 文献16、ツル性の植物
エゴマ(葉) 急性肺水腫、急性肺気腫(ウシ) 文献17
オシダ 網膜に障害を起こす(ウマ) 文献18
キャッサバ(根) 死亡(ブタ) 文献19、青酸配糖体
ケール/アブラナ科 肝の壊死、腎のうっ血(反芻動物のみか?ウマ) 文献20
トウゴマ(種) 死亡、吐き気、けいれん、血圧降下、呼吸困難、吐き気、肺水腫 文献22、リシン
ドクセリ 死亡、起立不能、呼吸困難 シクトキシン
ドクニンジン 死亡、筋肉の弛緩、協調運動の失調、震え ※パセリと間違いやすい!
ハナヒリノキ/ツツジ科 死亡、流涎(りゅうぜん)、歯ぎしり、体温低下、元気消失(ヤギ) 文献23
モロコシ(ソルガム)/イネ科(未成長のもの) 死亡、呼吸促迫、興奮、ふらつき、けいれん、マヒ 青酸配糖体
ドングリ(ミズナラ) 死亡、腎障害(ウシ) ポリフェノール、文献25

うさぎに毒性がある食べ物【まとめ】

人間が食べるけど、うさぎさんは食べられないものも、たくさんあります。

ほとんどの動物にとって、アボカドは、毒なんです!

だけど、ヒトが、どういう過程でか、アボカドを無毒化できるカラダに、なったんですね。

うさぎさんは、ネギの仲間、ニラの仲間、しょうが、など、カーッとする食べ物、イモ類、ナスの仲間、ネバネバの食べ物は、ダメ!と覚えておくと、便利です。

うさぎさんに野菜を、あげるときは、包丁とまな板、調理用はさみなどは、なるべく専用にすることを、おすすめします。

人間の食べ物を作る調理場や、食品工場でも、肉だとか、野菜だとかの専用の調理器具を用意することが、マニュアルになっています。

理由は、どちらかというと、細菌による、食中毒を予防するためです。

今回は、菌のことよりも、毒物や、化学物質のことを優先で、考えています。

だから、「専用にすべき」とは、表現しませんで、「なるべく」とか「おすすめ」だとか、書いています。

うさぎさん専用の調理器具を用意すると、スペースがないだとか、ちょっと難しければ、人間の食べ物よりも「先に」調理すれば、いいのです。

例えば、玉ねぎ(たまねぎ)を切った後の、調理器具を使っただけでも、たまねぎによる中毒が起こるんです!

よく、ニュースで、「異物混入」といいますよね。

うさぎさんにとって、食べられないものは、これは「異物」です。

異物が、うさぎさんの食べ物に、付着したり、混入しないように、調理するときに、少しだけ、気をつけてあげてください。

ちなみにですが、わたしも、少量でも、たまねぎ中毒が、起こる体質でして、ちょっとでも、残っていると、すぐに吐き気など、カラダが反応します。

カラダにいいと思っている、野菜ジュースだとか、フルーツ風味のジュースでも、「たまねぎ」が、入っていることが、あります。

商品のウラに書いてある、【原材料】を確認しないで飲むと、わたしの場合は、吐き気とだるさに、おそわれてしまうんです。

ツライですよ。

わたしは、自分自身がネギ、にんにくなどに、負けてしまう体質なので、ふだんから、気を使っています。

食べ物の向き不向きがない方は、わたしから見ると、うらやましい限りですが、うさぎさんのために、できる限り、気をつけてあげてください、お願いします。

有害植物_3.うさぎさんはダメ!
食べ物の名前 毒性・症状 備考
ネギ類:玉ねぎ、長ネギ 血球を壊す、貧血、嘔吐、下痢、黄疸、肝臓の肥大(イヌ、ネコ、うさぎなど) アリルプロピルジスルファイド(硫化アリル)
にんにく・ガーリック 血球を壊す可能性 硫化アリル?
ニラ 血球を壊す可能性 硫化アリル?
エシャロット・らっきょう 血球を壊す可能性 硫化アリル?
アボカド 死亡、けいれん、呼吸困難(モルモット、トリ)、下痢、おう吐(イヌ、ネコ) ペルシン
ナス(たぶん、ズッキーニもダメ) 影響は不明(うさぎ)、神経への影響、内臓への影響(動物) アトロピン?
ジャガイモ 腹痛、消化器への影響(うさぎ) デンプン、芽や皮のソラニン
ゴボウ 不明 あくが強い野菜のため?
モロヘイヤ 不明、唇への影響?※実は、下痢、心拍微弱(ウシ)が報告(文献11前出) おそらくネバネバが、ダメ
オクラ 不明、唇への影響? おそらくネバネバが、ダメ
つるむらさき 不明、唇への影響? おそらくネバネバが、ダメ
ホウレンソウ 尿路結石(うさぎ) シュウ酸、若いベビーリーフならシュウ酸が少ないのでOK!
ピーマン 消化が悪い?(ネコ)、不明

【あとがき】毒性学の分野からみた、化学物質とは・・・?

毒の正体には、だいたい後ろに「トキシン」とついていることが多いです。

例えば、有名なのだと、フグ毒の「テトロドトキシン」です。フグは、怖いとわかるようになっています。

うさぎさんに関係のあるところでは、ナッツ類の「アフラトキシン」です。こちらは、ガンを起こすカビ由来の化学物質です。

ところで、みなさんは、毒性というと、化学物質を想像しますよね?

食べ物や植物の中にも、もちろん化学物質が存在しています。

自然由来の化学物質も、人工的に作られた化学物質も、どちらも同じ化学物質です。

ウサギ島の山頂付近のうさぎ

化学物質は、自然由来だから、安全というわけでは、ありません

化学物質も、少ない量であれば、症状が出ないこともあります。

なので、化学物質には、必ず、どの位の量を食べたら、「毒性」がでるよ、という基準値が、あるのです。

例えば、「塩」だって、立派に化学物質です。

塩を化学記号で書くと、NaClです。

「塩」は、ヒトの血圧をあげる症状=毒性があるので、本来ならば、一日当たりに食べてもいい基準値で管理する化学物質です。

だけど、日本では、腎臓に病気がある人とか、血圧高めの人だとか、そういう人以外は、気にしていませんよね?

アメリカやヨーロッパでは、「塩」の1日当たりの基準値があります。

こんなふうに、ところ変われば、それから、人によって、違うこともあることを、知っておいてください。

うさぎさんには、このページ「うさぎに毒性がある植物【まとめ】」では、他の動物で毒性があったと報告されている化学物質の情報をもとにして、まとめています。

【うんちく】科学を学んでしまった人と、コミュニケーションが必要な場合ときは・・・

確実に、毒性があるものもあるし、毒性がある“可能性”がある、というものも、含んでいます。

科学の世界では、100%そうだ、という事実以外は、いつでも「可能性がある」と表現します。

例えば、自分では、実験などの結果で、確信をもって「そうだ」とわかっていても、科学者は、「そうだ」とは言い切りません。

「そうだ」と言い切る人は、研究者には、なれません。途中で、抹殺(「あなた、研究者に向いていないから、他の仕事に行きなさい」と、諭されたり)されます。

いつでも、疑いの目を持って、真実は何なのか、考えているような、疑り深い人だらけです(わたしも・・・です、ごめんなさい)。

ウサギ島のうさぎたち

将来に、新しい技術ができて、自分がそうだ、と思ってきたことが、実は、「そうでない」ことが、わかるかもしれない・・・からです。

おそらく、獣医さんも科学を学んできた人たちなので、「そうだ」と断言する言い方は、できません。

性格的に、できない人が多いはずです。

そんな、理系の科学を学んできた人たちと、コミュニケーションするとき、つい傷ついたり、わからないことが増えたり、不安になることも、あると思います。

だけど、科学を学んでしまった人の、言い方・考え方のクセなんだなぁ、と思ってあげてください。

・・・という、自分の記事への言い訳を込めて・・・。

うさぎさんと、楽しく暮らす、お手伝いのヒントになれば、幸いです
文献

1) Bruce, E.A. (1920): Hydrangea poisoning. J. Am. Vet. Med. Assoc., 58, 313-315.

2) Plumlee, K.H. et al. (1992): Japanese pieris toxicosis of goats. J. Vet. Diagn. Invest., 4: 363-364.

3) 武辺千秋ら (1982):乳牛のイチイ中毒の発生例、畜産技術、327、7-10.

4) Yamada, M. et al. (1998): Histopathological study of experimental acute poisoning of cattle by autumn crocus (Colchicum autumnale L.). J. Vet. Med. Sci. 60, 949-952.

5) 米田豊他 (1984): イヌサフラン球茎中毒牛からのコルヒチンアルカロイドの検出.食衛誌 25, 401-409.

6) 馬場和雄ら (1976): 乳牛のイヌスギナによる中毒.調査研究成績報告(家畜保健衛生業績発表収録,埼玉県農林部).18, 19-24.

7) Galey, F.D. et al. (1996): Diagnosis of oleander poisoning in livestock. J.Vet.Daig. Invest. 8, 358-364.

8) 西口示ら (1997): アブラナ属雑草カラシナ類による中毒例.家畜臨床, 406, 25-30.

9) Hare, W.R. (1998): Chinaberry (Melia azedarach) poisoning in animals. In Toxic plants and other natural toxicants, 514-516.

10) Hooper, P. et al. (1974): Axonal dystrophy in the spinal cord of cattle consuming the cycad palm, Cycas media. Aust. Vet. J. 50, 146-149.

11) 濱口芳浩ら (1998): 牛のモロヘイヤ(Corchorus olitorius L.)種子中毒.日獣会誌, 51, 407-410.

12) 其田三夫ら (1978): 北海道南部の放牧牛に発生したエゾユズリハ中毒症に関する研究.日獣会誌, 31, 140-145.

13) Barnet, B.D. (1975): Toxicity of pokeberries (fruit of Phytolacca americana Large) for turkey poults. Poult. Sci. 54, 1215-1217.

14) 三浦定夫と大島寛一 (1961): 牛ワラビ中毒に関する病理学的研究, 日獣学誌 23, 347-354.

15) Cheeke, P.R. (1995): Endogenous toxins and mycotoxins in forage grasses and their effects on livestock. J. Anim. Sci. 73, 909-918.

16) Barakat, S.E. et al. (1983): The toxicity of Aristlochia bracteata in goats. Vet. Path. 20, 611-616.

17) Kerr, L.A. et al. 1986. Intoxication of cattle by Perilla frutescens (purple mint). Vet. Hum. Toxicol. 28:412-416.

18) Macleod N. S. and Greig A(1978): Poisoning in cattle associated with Dryopteris filix-mas and D borreri. Vet Rec., 102, 239-240

19) Espinoza, O. B. et al. (1992): Bitter cassava poisoning in eight children: a case report. Vet. Hum. Toxicol. 34, 65.

20) Prache, S. (1994): Haemolytic anaemia in ruminants fed forage brassicas: a review. Vet. Res. 25, 497-520.

21) Saxon-Buri S. (2004): Daffodil toxicosis in an adult cat. Can. Vet. J. 45, 248-250.

22) Ferraz, A. C. et al. (2002): Amino acid and monoamine alterations in the cerebral cortex and hippocampus of mice submitted to ricinine-induced seizures. Pharmacol. Biochem. Behav. 72, 779-786.

23) Kohanawa, M. et al. (1970): Experimental Leucothoe grayana poisoning in goats. Nat. Inst. Anim. Health. Q. 10, 160-170.

24) Rosenthal, R.C. (1981): Clinical applications of Vinca alkaloids. J. Am. Vet. Med. Assoc. 179, 1084-1086.

25) 北海道新聞、平成29年1月17日 ウシ15頭がドングリの食べ過ぎで中毒死

最初のページに戻る