わたしが、知ったこと(まとめ)
1.赤ちゃんうさぎ時代は、とても繊細。
2.うさぎさんの生きる権利。
3.うさぎさんとの出会いは、運命!
うさぎさんのお迎え・・・まえがき
うさぎさんのお迎え、とても、希望に満ちています。
理想的なお迎えのポイントは、3つあるそうです。
だけど、これは、あくまでも教科書の理想論です。
だって、実際には、うさぎさんの命を預かって、一緒に生活を始めるのです。
うさぎさんには、それぞれ、個性があります。うさぎさんは、ひとりひとり、体力や性格、親から受け継いだ遺伝子などが違うのです。
もちろん、性別だって、違います。
人間の双子だって、似たようなところもあるけど、似ていないところもあるでしょう?
人間の兄弟だって、好きなものと嫌いなものは、違うでしょう?
だから、どんなうさぎさんだって、精一杯生きていることを、忘れずに。
うさぎさんの「理想のお迎え3条件」
教科書どおりの「理想のお迎え3条件」とは?
1.生後2ヶ月以上のうさぎさん
2.全国チェーンでなく、知識を持った販売員さんがいるお店
3.クリスマスセールの時期以外、夏のセールの時期以外
愛うさぎとわたしの場合:お迎えの実際
実は、わたしは、愛うさぎ2歳のときに、雑誌の企画で、うさぎの専門家に、このお話しを聞きました。
この3条件を聞いたとき、愕然としました。
初めて知ったのです・・・。
セールの時期に買ってはいけない、という理由は、不幸な捨てうさぎさんが出るきっかけを作らないため、だそう。
わたしも、身の上調書、しっかりヒアリングされました。
それと、寒すぎたり、暑すぎたり、と環境変化が厳しい時期には、うさぎさんの体調管理が難しいそうです。
実は、わたしが、愛うさぎを迎えた時、残念ながら、3条件のどれもハズレています。
飼育本を読みあさって、うさぎさんを迎えたい!と思った時に、出会ったからです。
実際には、生後1ヶ月(2ヶ月未満)で、チェーン店で、クリスマスセールの時期とかぶって、迎えたのです。
このときは、生後1ヶ月がよかったわけではなく、たまたま、お店にいたうさちゃんにしたのです。
生後2ヶ月未満のうさぎさんは、情緒不安定や、体調不良になりやすい、なんて、言われています。
人間の子どもも同じで、泣いても誰もきてくれないと、大人になってから、精神状態が悪くなります。
それと、心理学で学ぶのですが、「子どもが母を目で追わなくなる」のは、よろしくないのです。
ときどき、試してみてください。
うさぎさんが起きているとき、前を通り過ぎて、自分のことを目で追ってきてくれるか・・・。
追ってきてくれないようだったら、うさぎさんに、たくさん、言葉をかけてみてください。
朝には、おはよう。ごはんだよ、行ってきます、すぐ戻ってくるよ・・・とか。
とにかく、声掛けです。
アフリカ人は、動物と話しているのは、赤面するほど、恥ずかしいことだそうです。
だけど、最近では、動物と話すということに、理解されるようになったと、聞きました。
恥ずかしがらずに、ぜひぜひ、うさぎさんと会話してみてください!
話しかけていると、うさぎさんの表情が変化していきます。
うさぎさんも、だんだん、言葉を覚えます。
うさぎさんや他の動物の「権利」
スイスでは、2008年に、生き物の権利を守る法律ができて、一人でいることがないように、厳しく決められているようです。
(母子が一緒にいられるように、)生後8週間以下の子うさぎさんの単独飼育は、禁止
この時期は、おなかを壊しやすいため、うさぎさんの命を守るためにも、大事な時期なんだと、わかります。
うさぎさんとの出会いは、運命!?
だけど、わたしは、愛うさぎにホレてしまいました。
それに、年末年始の休暇に近かったので、思い切って、たくさん有給休暇を取りました。
子うさぎ期は、かまいすぎず、目を離さず、ずっと観察できたと思っています。
チェーン店でしたが、先代と2代目のハムスターも同じ店舗から迎えた経験がありました。
どちらの子も、病気もせず、長生きできたので、お店に不安はありませんでした。
あなたとうさぎさんの二人三脚の人生です。
あなたとうさぎさんの出会い、運命的なものなのかも、しれません。
あまり理想論に振り回されずに、うさぎさんとの出会いを大切にしたら、いいのです。
うさぎさんを迎えるときは、結婚と同じようなものです。
理想論ばかりでは、いい出会いはないでしょう?
だから、うさぎさんと出会った、あの日に感謝しましょう。
うさぎさんと、出会えた喜び
わたしが思う、うさぎさんとの出会いの喜び
1.ふわふわして、とっても、あったかかった
2.たくさん食べて、たくさん寝て、幸せをわけてもらった
3.精一杯生きる、うさぎさんから、自分の人生を考えた
だけど、子うさぎを迎えた人は、たくさん悩むことがあります。
まずは、健康面の心配。生後3ヶ月までは、慎重になる時期です。
特に、女の子の場合、とても、とても、悩むのです。
そう、避妊治療のことです。
保護うさぎを迎える人は、避妊治療済みのうさぎさんもいます。
どうしても、避妊治療のことを決められないのであれば、保護うさぎさんをお迎えするのも、よい選択だと思います。
避妊治療のことは、あとで、紹介しますが、誰もが、身を切られるような気持ちになります。
麻酔のことだけではありません。うさぎという生き物のことまで含めて、考えなければなりません。
もしも避妊治療したら・・・、もしも避妊治療しなかったら・・・
そう思うと、不安でいっぱいの日々を過ごすこともあるかもしれません。
避妊治療のことは、のちのち、わたしと愛うさぎとの生活に大きく影響しました。
この避妊手術のことで、悩んだときに調べたことを、別の記事で紹介したいと思います。
ものすごく、悩んだので、記事が2つになってしまいました。
2つセットなので、時間があるときに参考になさってください。
うさぎさんの避妊手術の悩みについての記事_1:子宮腺がん(子宮がん)の発生率のデータの高さと、肺転移の恐怖は本当か?
避妊手術の悩み_2:全身麻酔のリスクと病気ではないカラダを傷つけるのは正しいのか?
個体差がありますが、呼吸が早いんじゃないか、体温のことも、いろいろな心配が出ると思います。
呼吸の早さや心拍数なども、悩んだことがあります。
よかったら、次の記事も、読んでみてください。
参考資料&文献
・「理想的なお迎えのポイント」:うさぎ雑誌編集者の助言より