うさぎさんが、行方不明になってしまうことが、あるようです。
例えば、うさんぽ中に、リードが外れたり、ハーネスが脱げたりすることが、あります。
上から、トンビやカラスに、一度、持ち上げられて、連れ去られてしまうことも、あるかもしれません。
屋外で、飼うのは、減ってきたようですが、逃げてしまうことも、あると思います。
今は、空き巣などの犯罪も増えていますから、窓を開けっ放しにされて、そこから逃げるてしまうことも、あるかもしれません。
部屋で遊ばせているとき、だれかが帰宅して、扉を開けた瞬間に、飛び出してしまうことも、あるかもしれません。
考えにくいですが、部屋の中の住居でも、大事なうさぎさんを、連れ去り・誘拐されてしまうことも、あるかもしれません。
こんな風に、「あるかもしれない」を考えたら、かなりたくさん、でてきましたよね。
もしも、大事な、うさぎさんが、行方不明になったり、迷子になってしまったら・・・どうやって、探せばいいのか、今回は、考えてみます。
迷子・行方不明のうさぎ、まずは行政に連絡する
うさぎさんが、行方不明になってしまったら、まず先に、行政に連絡します。
急いでいれば、まずは、電話しておき、チラシを作って、持って回りましょう。
住んでいる地域の市の保健所、保護センター、県の環境課、最寄りの警察署です。
県の境や、市の境に住んでいる場合は、隣の市や、隣の県にも、連絡しておきましょう。
連絡がもらえるかもしれないので、自分の連絡先を伝えます。
また、役所の連絡先を教えてもらい、チラシなどにも、活用します。
迷子の動物を拾った人は、保健所や警察などに、連絡してくる可能性が高いです。
行政に連絡しておかないと、一定期間を過ぎた場合に、拾った人の所有物になります。
捨てられたと判断されて、処分されてしまう可能性も、あります。
見つからない場合でも、見つかった場合でも、先に連絡しましょう。
迷子・行方不明のうさぎには情報量が必要!チラシの作り方
迷子のうさぎ、行方不明のうさぎを、自分ひとりで探すことは、難しいです。
ご友人や、家族の方などにも、相談しておきましょう。
特に、住宅密集地は、勝手に敷地内に、入ることができません。
ですから、近隣の人も、巻き込む形になりますが、お願いしてみましょう。
場所を特定するためには、たくさんの目撃情報を、集める必要が、あります。
季節が変わらないうちに、なるべく、早く見つけ出せるよう、うさぎの居そうな場所を、絞り込みます。
うさぎの行動範囲は、半径200M!円形になるように、チラシを掲示する
探偵社の方が、HP上で、迷子のうさぎを探すためのヒントを伝えていました。
やみくもに、探すよりも、情報量を集めることが、大事です。
まずは、目撃情報を集めるために、チラシを作る必要があります。
チラシは、うさぎの行動範囲である、半径200Mを根拠に、地図上で円形になるように、掲示します。
発見に、時間がかかっている場合は、範囲を広げていく必要がありそうです。
もしかしたら、拾われて、どこかで新しい暮らしをしているのかもしれません。
時間が、かかっているときは、うさぎの発見情報だけにこだわらず、うさぎの丸いうんちを見かけた、という情報でもいいから、教えてほしいと、チラシに加えてみます。
迷子うさぎのチラシは、写真を中心に、特徴と連絡先を書く
ネコと違い、屋外で、うさぎを見かける機会は、ないので、タイトルは「迷子のうさぎを探しています」でも、いいでしょう。
仮に、ネコの場合、野良猫や、地域猫の可能性があるので、関心がない人もいますが、うさぎは、珍しいので、記憶してもらえる可能性が、高いです。
しかし、うさぎの場合は、昼間に隠れ、夜間に、行動していることが多いので、目撃数は、少ないかもしれません。
昼間の目撃情報が、少ない場合は、夜間の捜索も、してみたいところです。
夜間の一人歩きは、危ないので、ご友人やご家族、職場の方などで、協力してもらえる人を、頼り、複数人で探すように、しましょう。
どうしても、頼る人がいない場合は、民間の業者などにも、たよる必要がありそうです。
自分だけで頑張るのでは、限りがあります。
大事なのは、地域の方からの情報量です。
なるべく、多くの人に、チラシを見てもらうことが、大事です。
チラシには、迷子のうさぎの特長がわかるように、写真を載せます。
そして、記憶に残るように、しつこくない程度で、写真の解説をつけます。
迷子のうさぎさんの特徴を単語で、書きましょう。
まず、書くことは、うさぎさんの色です。
うさぎに詳しい人には、“ライオンラビット”とか、“ロップイヤー”という単語は、おなじみですが、一般の人には、わかりにくいので、カラダの特長も、併せて、書きます。
うさぎは、外敵が多いので「おくびょう」なのは、当たり前ですが、うさぎの扱いに慣れていない人は、追いかけまわしてしまい、範囲を広げてしまうので、あえて、書くことも、いいと思います。
- 例えば・・・
- オレンジ~茶色の毛です
- ライオンラビットで、かおの毛が長い
- ロップイヤーで、ミミがたれている
- おくびょう
ひとり暮らしなどで、個人情報を出せないとき
連絡先は、ひとり暮らしなどで、不安な場合は、保健所など、行政の連絡先でもかまいません。
もしくは、簡易に携帯電話を作って、長期に使わずに、使い捨ての番号を取得することも、できます。
個人名を出せない場合は、twitterなどでもいいので、連絡できる場所を作っておきます。
twitterは、情報を拡散するのに、便利!
twitterは、無料で使うことができます。
不特定多数の人が、情報を共有できるので、アカウントを作りましょう。
twitterは、全国版の掲示版なので、住まいの地域情報を書く!
ただ、地域だけでなく、全国の人が見るので、情報量の拡散には、時間がかかります。
必ず、行方不明の地域や市町村名を、書くようにしましょう。
情報検索しやすいように、ハッシュタグを使う!
ハッシュタグというものが、あります。
#をつけて、単語を書くようにしたものが、ハッシュタグです。
そのハッシュタグを使うと、同じような情報を、効率よく、検索させやすくなります。
なるべく、情報を拡散できるように、ハッシュタグを使いましょう。
ハッシュタグは、新規につくるよりも、誰かが使っているものを、使わせてもらうほうが、いいでしょう。
迷子のうさぎを、探している方が、作ったハッシュタグとして、以下のものが、あります。
- #迷子うさぎ
- #迷子ウサギ
- #兎
- #うさぎ
- #保護うさぎ
- #迷いうさぎ
また、「拡散希望」と書いておくと、利用者の方が、拡散してくれることも、あるようです。
twitterは、時系列になるので、大事な情報は「固定する」
たくさんの情報、たくさんのアイディア、リツイートに応えていると、自分の大事な情報が、下に表示されるようになってしまいます。
twitterの特長は、時系列に表示されるように、なっているからです。
情報が拡散されたときに、あなたの伝えたい情報を先に見てもらえるように、重要な自分のツイートは、最前列に表示できるように、ツイートを固定しておくと、いいでしょう。
自分にとって、大事な情報を、先に見てもらうための「固定」
1.重要な自分のツイートを表示し、名前の横にあるVマークを押します。
2.「プロフィールに固定する」を選んで、押します。
3.本当に固定するか、確認してきますので、「固定する」を押します。
先ほどの、ハッシュダグと併せて、うまく、機能を使いこなしてみてください。
- コピーして、使えます。
#迷子うさぎ #迷子ウサギ #兎 #うさぎ #保護うさぎ #迷いうさぎ
うさぎを保護してくれた人が、取る行動を予測した、チラシの掲示先
運よく、だれかが、迷子のうさぎを保護してくれた場合、エサを与えてくれるでしょう。
ペットショップなどエサを扱っている場所
うさぎのエサは、特殊で、売っているところが、限られているので、近隣のペットショップ、ホームセンター、うさぎ専門店などに、チラシを掲示してもらえるよう、訪問して、お願いしてみましょう。
動物園、動物病院など、動物に詳しい場所
また、うさぎの飼育は難しいので、動物園、動物公園、動物病院などに、相談があるかもしれません。
情報があった場合に備えて、チラシと連絡先を置いていきましょう。
特に、衰弱していたり、ケガをしていたりしたら、うさぎを保護してくれた人が、親切で、動物病院に、連れてきてくれるかもしれません。
かかりつけの動物病院だけでなく、近隣の動物病院に、チラシを掲示してもらえないか、交渉しましょう。
このほかに、動物に関係が、ありそうな場所、児童公園、保護センターなどに、相談する可能性があります。
情報が入っていないか、聞いてみましょう。
先日、動物病院で見たポスターによると、イヌを連れ去られ、のちに、募集サイトなどで、里親を募っていたらしい、との情報が、書いてありました。
東京や大都市圏では、ロップイヤーのうさぎが、10万円と、高額で売られていることから、転売したり、子どもを作ったら、売れるんじゃないか、と思う人が、少なからず、いるようです。
(先日、「ロップって、高いんですよね?」と、言われました。)
この場合は、うさぎを持て余して、結果として、うさぎの里親募集サイトなどに、情報が上がるかもしれません。
犯人が、足がつかないように、わざわざ、他人に頼んだりすることも、あるようです。
連れ去りや誘拐の場合は、地域だけでなく、広い範囲での、捜索が必要になるかもしれません。
まさか?と思わずに、目を通せる募集サイトは、自分の目で、なるべく見ておくことをお勧めします。
ひとりではなく、なるべく多くの人の記憶に残るように、チラシの作成をして、ネットにも写真などを投稿しておくと、時間がたっても、記事を読んでもらえます。
ネットでは、ウソもあるとのことです。
そうすると、みんなひとくくりに、されて、重要な目撃情報がでてこなくなってしまうことが、あります。
うさ飼いとして、モラルを守らなきゃ、いけません。
学校など、うさぎを飼育していた場所
うさぎが、学校で飼育されていた経験を持っている人は、里親探しとして、学校に連絡するかも、しれません。
近隣の学校などにも、連絡してみましょう。
学校に、掲示してもらえると、かなりの数の人に、チラシを見てもらえます。
子どもの低い目線は有力!協力してもらえるように、お願いしましょう!
特に、子どもは、大人よりも目線が低く、動くものを追ったり、動物を見つけたり、おもしろいものをみつける天才です。
子どもたちの通学路で、目撃情報を得られるかもしれません。
マンションには、うさぎ飼いが多いかも・・・
大きな分譲マンションなどが、あれば、マンションには、住居者用の掲示板があります。
そこに、掲示してもらえるよ、管理人さんを通じて、お願いしてみましょう。
また、賃貸マンションでも、管理会社の電話番号が書いてあったり、管理人さんが、常駐している場合があります。
集合住宅の掲示板が活用できれば、多くの方の目撃情報を得られるかもしれません。
特に、うさぎは、鳴いたり、大きな音を出したりすることが、少ないので、マンション住まいの人が、飼いやすい動物です。
一戸建てよりも、さらに、うさぎに関心のある人が、住んでいる可能性が高いと、思います。
もし、うさ友の人がいるようであれば、その方を通して、情報を得る方法も、考えておきましょう。
迷子のうさぎを探すには、長期戦覚悟で、体力とストレスケアを!
うさぎさんには、外敵が多いので、隠れたりしている時間が長くなるでしょう。
そのため、探すのは、長期戦になるかもしれません。
長期でも、探せるように、探す側も、体力を保持してください。
心配になる気持ちも、よくわかりますが、ちゃんと寝て、ちゃんと休み、ちゃんと食事をしましょう。
迷子うさぎの情報を出せば、責められることもあります
迷子の情報を出せば、他の人らかも、責められたような言葉をかけられることも、あるでしょう。
―なぜ、迷子にしてしまったの?
―ちゃんと、世話していなかったの?
そんな風に、責められたと感じてしまう言葉を、あびせられることも、あると思います。
「なぜ」という言葉には、意味は、ないと思ってください。
同じように、「どうして」という言葉も、意味は、特にありません。
なぜ、いなくなってしまったのか、その原因を、どうしても、知りたくなる人も、いるということです。
もしくは、その方は、迷子になった原因を知ることで、何か協力できるかもしれない、と思っているのかも、しれません。
だから、こちらが、勝手に、責められていると感じたとしても、協力してくれる可能性を信じて、その意見にも、耳を傾けてください。
「べき論」のように、さらに厳しい、意見もあるかもしれません。
「べき論」は、全てが、あなたに向けられた言葉では、ありません。
むしろ、「べき論」は、意見を言っている人が、自分自身に向かって、言っている場合が多いです。
同じような経験をして、あの時、ああしていれば・・・という、過去の後悔と、重ねて、つい言葉が、キツくなってしまったのかもしれません。
一つ一つの言葉に、傷つかないで、迷子のうさぎのことだけを考え、できる最善の方法を一つ、一つ、していきましょう。
カラダにチップがあっても、自動では、探せない
迷子用のチップをカラダに埋め込む方法を考える方も、いるかもしれません。
今のところ、チップだけは、GPSに連動しておらず、自動で探すことができません。
じゃぁ、チップは、どうやって使うのか、疑問を覚える人も、いるでしょう。
チップが使えるのは、運よく、動物病院に、運ばれてきたときだけです。
もしくは、行政の方で、チップの読み取り機器を、持っていた場合だけです。
手持ち型のチップ読み取り機器がなければ、データを読み取ることしかできません。
まだまだ、迷子の捜索に、ITを活用できる時代では、ありません。
いろいろな葛藤はあると思いますが、今、一番有力な方法は、情報量を増やすことだけです。
また、見かけたけど、保護できない、そういうことも、あります。
人間の目につくところで、ぼ~っとしているときは、のどが渇いていて、かなり弱っている時です。
手で捕獲して、すぐに、カラダに引き寄せ、落とさないように抱っこし、ケージなど入れ物に移します。
しかし、急斜面な森林に、逃げられてしまった、家の下に入って行ってしまった、などなど、この場合は、素人(すみません)には、手が出せません。
保護だけにこだわらず、先に、写真をとって、twitterなどに、場所とともに、情報を載せてもらうのも、よい手段だと思います。
近くに、うさぎを保護している団体があれば、電話で連絡します。
うさぎ保護団体は、うさぎの保護に慣れています。
twitterでは、感情的になりすぎないように、また、命令口調にならないように、気をつけます。
せっかく、情報を載せてくれたのですから、感謝しつつ、その方が保護できそうか、聞いてみて、保護をお願いしてみましょう。
「うさぎというものは・・・」と、言いたい気持ちもわかりますが、相手は、うさぎのことを良く知らないかもしれません。
うさぎさんにとって、野外は、外敵の多い環境ですから、写真を見て、「今すぐなんとかしたい!」と、焦る気持ちも、わかります。
しかし、残念ながら、あなたは、その場にいるわけでは、ありません。
安全なところから、物を言うほど、簡単なことはありません。
どうか、落ち着いて、その方に運をまかせ、丁寧にコミュニケーションしたいところです。
また、保護してくれた人が、飼育困難な場合は、うさぎ保護団体や、うさぎの里親ボランティアなどができる人を紹介できることも、伝えておきたいところです。
最後に、うさぎではないけど、わたしの経験を・・・
わたしが、子どものころ、家で飼っていた、イヌが、行方不明になってしまいました。
2週間くらい、あちこち、探しました。
名前を呼んだりしながら、平日、学校帰りに、歩きで、探しました。
バスに乗って、探した日もあります。
土日と、平日の夜間は、父と母が、車で、探していました。
かなり広範囲でさがしたところ、家から約7km離れた中学校で、発見しました。
まさか!?そんなところまで、行くわけがない、と思うような、遠い場所でした。
首輪抜けしてしまった状態だったので、中学生たちは、野良犬だと、思ったそうです。
せっかく、拾ったのに、保健所に持っていくのは忍びない、と思っていたようで、学校に、置いてもらっていました。
発見時には、中学生たちと一緒に、校庭を走っていました。
いや、走っていたというよりも、ヒモをつけられて、引っ張られて、走らされていました。
ちなみに、飼っていたイヌは、犬なのに、走るのがニガテでした。
子どもたちは、ちゃんと犬として生きられるよう、頑張って、走る練習を、させてくれていたようです。
ごはんは、給食の残りのパンなどを、もらっていたようです。
授業中も、床に寝そべって過ごしていたようで、先生たちも、仕方なく、見守ってくれていたとのことでした。
どうか、あきらめずに、また、会える希望を、捨てないでください。
参考にしたHP一覧
※ちなみに、本文の写真は、うさぎ島と、動物園で撮影したものを使用しています。