うさんぽの賛否について
うさんぽについて、調べてみたけど、行かない・行きたくないという人が、かなり多いです。
わが家の場合は、初代のうさぎは、年に3回くらい、近所の公園で、早朝に行っていました。
初代のうさぎは、ハーネスをいくつも買っていて、そのうち、好きなハーネスが2着あって、こっちを着るとか、こっちにするとか、自分で指定していました。
気分なのでしょうか、うさぎって、本当に、おもしろいですね・・・。
初めてのうさんぽ、わが家の場合
二代目のうさぎは、春に1回行ってみました。
しかし、公園について、1分で、こりゃムリだ、とわかりました。
ものすごい、ビビり方だったので、あきらめました。
二代目は、性格的におだやかで、動じないタイプです。
それでも、公園のうさんぽ、不適合でした。
たぶん、カラスが嫌いなんだろう、と思いました。
カラスが、電線にいるだけで、パニックしちゃうのです。
それと、もう一つ、ハーネスの着用がニガテなんです。
ハーネスをつけて、家の駐輪場で、うさんぽの練習もやりました。
だけどね、ハーネスが、なんか、カラダに合わない様子・・・。
二代目は、うさんぽのストレスで、リードに、怒り出しました。
とても、写真なんて、撮れる余裕もありません。
そのくらい、二代目にとって、うさんぽはストレスのようです。
うさぎには、うさんぽが必要ないけど・・・
ちなみに、うさぎにとって、外の散歩は必要ありません。
部屋んぽや、べらんぽで十分な運動量です。
そんな二代目のうさぎですが、今回、大きな変化があったので、記事にします。
まずね、うさんぽを決めたのは、ハーネスなしで、うさんぽができる場所を、見つけたことです。
うさがく:「行ってみる?」
二代目:「行ってもいいよ・・・」
と、いう会話できたと、(勝手に)思っています。
うさぎさんは、こちらの話を聞いています。
いろいろ、うさぎさんに、話しかけてあげてください。ちゃんと、応えてくれます。
もう一つ、いろいろと、ストレスがたまっていて、人間が牧地で、だら~っと、リラックスしたかったのです。
そう。
だから、完全に、人間だけで行こうと、思っていました。
うさんぽの場所:中央牧草センターさん
こちら、中央牧草センターは、わたしの希望を全部、叶えてくれる、場所でした。
中央牧草センターは、千葉県にある牧草メーカーです。
草食動物以外の動物の入場は、できない仕組みになっています。
うさんぽするのには、無料の会員登録が、必要です。
入場料は、大人1人:2,000円、2人目以降は、1,000円です。
貸し切りの場合は、追加料金が、2,000円です。
無料で、すだれと、敷物を貸してくれます。
人間用の簡易テントと、テーブル、チェアは、1,000円です。
お土産の生牧草が、648円です。
まずは、うさんぽの練習から、はじめましょう!
ちなみに、二代目をうさんぽに連れていくために、たくさん、練習しました。
まず、サークルを設置しておいて、1週間くらい練習しました。
サークルの中は、安全だよ、とわかってもらうための練習です。
部屋んぽのついでに、練習して、遊ばせてきました。
サークルの中に、トイレを置き、ごはんと水もおいたりして、出入り自由にしてきました。
その間にも、一応、ハーネスの着用の練習もやりました。
二代目は、練習しても、ハーネスの着用ができませんでした。
そのため、中央牧草センターさんのうさんぽコースを、貸し切りにしました。
トイレは、最後まで、ケージ内に戻ってしまうので、絶望的でした。
キャリーに、まきふんを入れたりして、トイレの練習もしました。
トイレの心配は、かなり、ありました。
しかし、現地に行ったら、なんと、サークル内のトイレにのって、うんちをちゃんと、していました♪
びっくり~!!!
やれば、できるじゃん!二代目よぉ~♪
うさんぽでわかったこと、いろいろ
この中央牧草センターに行ったことで、二代目がうさんぽできない、理由がはっきりと、わかりました。
二代目は、空からくるものが、大嫌いなんだって、わかりました。
ひばりとか、ムクドリとか、ヒヨドリ、スズメだって、ニガテみたいです。
どれも、うさぎなんて、狙わないのに・・・ね。
当たり前ですが、うさぎを狙ってくる、カラスもニガテです。
だから、最初のうさんぽで、カラスを見つけただけで、ビビッて、パニックしちゃうのですね。
ちなみに、一番嫌いなものは、飛行機・・・。
飛行機がくるだけで、今までに見たこともない早さで、サークルに戻ってきます。
このうさんぽで、わかったことです。
外あそびをするときには、「サークル」を持っていくと、安心する。
サークルを拠点にして、二代目は、あちこち、探索していました。
心配なことを発見すると、すぐに、サークルに戻ってきます。
凍らせた100均のクーラーボードは、2つ以上、必要です。
クーラーボードをまくためのタオルも、2つ以上、持っていく必要があります。
たくさん走ったり、日中の気温があがって、カラダがアツくなると、クーラーボードにのって、体温を調整します。
気温が上がるにつれ、熱中症の不安があります。
27度を超える日は、そうそうに切り上げる必要がありそうです。
人間も、牧地で寝てみたところ、土は冷たくて、冷はとれるようです。
ただ、ひなたでは、やっぱり暑くて、背中側の熱が上がるので、日陰をつくる必要があります。
日陰だけでなくて、風の通り道が必要なので、風通しのあるすだれなどを活用して、日陰をつくるのが、いいのかもしれません。
移動中や、現地で、クーラーボードの氷が、解けてしまわないように、クーラーボックスが必須でした。
うさんぽでわかったこと、いろいろ_2
体感ではわからないので、温度計が便利でした。
それに、ごはんが、食べられなかったら困るので、うさぎさん用のおべんとうが必要でした。
お弁当は、小松菜、ルッコラ、りんごなどのフルーツをカットして、作りました。
ダニなどがいたらいけないので、虫よけも手作りしておきました。
レモングラスと、ミントなどのハーブを買ってきて、煮だし、一度冷やしてから、100均のスプレーボトルにつめておきました。
牧地なので、この日、現地では、つけませんでした。
4月下旬ですから、まだ葉に、ダニがいなかったからですね。
秋のうさんぽなら、もっと注意が必要だった、と感じます。
春のうちは、ダニが発生していませんが、梅雨を経て、夏に増えていたダニが残っている可能性があります。
移動するときのキャリーも、もちろん、必要でした。
移動中は、狭い方がぶつかったりする事故が少なくて、うさぎさんも落ち着いていられるからです。
それと、コレが一番大事なこと!飼い主が、リラックスすること!
うさんぽで、大事なことは、快適空間の演出だった!
わたしは、この日、自分もできるだけ、リラックスしようと、思いました。
うさぎさんのお弁当だけでなく、自分のお弁当も作りました。
カットフルーツと、おにぎりなど、飲み物も、手作りしました。
さて、二代目が気に入っている、サークルは、アイリスオーヤマで買いました。
軽いし、汚れにくいし、使い勝手がよかったです。
上にもメッシュがありますが、取り外しできます。
下の布側も、取り外すことができて、牧草食べ放題をやれます。
横は、窓として、2か所開けておくことも、閉めておくことも、できます。
Lサイズなので、トイレも、食器もおけるし、キャリーも中に入れられます。
もちろん、人間も一緒に、入って、座ることができます。
この日のうさんぽでは、二代目が、今までに見たことがないほど、喜んでいました。
これまで、初代のうさぎとは、走るフォームがなんとなく、ぎこちない感じでした。
二代目は、この日のうさんぽで、走り方を覚えたようです。
帰ってきてからは、うさぎらしいフォームで走っています。
男の子らしく、あごをこすりつけて、ニオイつけしていました。
去勢してあるので、「とびしっこ」は、しませんでした。
生の牧草を食べたり、たんぽぽの綿毛をふもふもしたり、シロツメグサの花なんかも、食べていました。
自分で、探してとるという感覚は、普段の生活の中に、ないので、喜んでました。
うさんぽは、帰ってきてからも、うさんぽです・・・
帰ってきたら、疲れて、ぐったりしていました。
よく眠って、翌日には、またキャリーに自分から入っていました。
今日も、うさんぽ行こうっ!と、言ってきました。
うさがく:「予約が取れないから、また、来年ね・・・。」
二代目:「チェ。ボク、また、すぐに、行くからねっ!」
牧草は、食べ放題の状態だったけど、帰ってからも楽しめるように、おみやげを予約しておきました。
生牧草は、ちゃんと、冷蔵庫で保管されています。
帰ってきて、開けて、びっくり!!すごく、たくさん、入っていました。
生牧草は、帰宅後に数本食べました。
残りの生牧草は、少しずつ、縛って、ベランダに干しました。
毎日、少しずつ、食べています。
うさんぽの楽しさを覚えた、二代目は、わたしの心配と、お弁当作りの苦労なんて、知らずに、また涼しくなったら、行きたい!と、ハナつんです。
ちなみに、アウトドア派に、便利なガムテープだけは、絶対、使っちゃいけないですね。
いろんなものを止めるのに、楽なガムテープ、アウトドアには必ず、持っていきますよね。
どういうわけか、うさぎさんは、ガムテープをイタズラします。
そのうえ、ガムテープを毛に、くっつけちゃうんですよ!?
初代のうさぎさんは、宅急便を開けた後のガムテープを、ふんずけました。
そして、なぜか、両足にスキー板状に、ガムテープをはりつけて、怒っていたことがあります。
二代目は、今回、なぜか、ガムテープをさわり、前足にくっつけました。
ムリにはがすことができないので、しかたなく、大量の毛とともに、ハサミで、カットされました。。。
ムリにひっぱらずに、毛だけをねじって、ハサミで慎重にカットするしか、ありません。
この日、中央牧草センターのスタッフさんから、ハサミを借りて、救出しました。。。
もしも、ガムテープがくっついたら、抱っこが必要です。
サークルがあって、助かりました。
うさぎさんにとって、いろいろな危険物があると思うけど、ガムテープは、うさぎにとって、リスクアイテムだと、思います。
以上、ガムテープ注意報でした。
うさんぽの持ち物リスト
- 遠出のうさんぽに持っていったもの
・クルマが楽
・ハーネス
・リード
・サークル
・凍らせたクールボード(複数個)
・タオル(数枚)
・クーラーボックス
・温度計
・ウサギ用の弁当(小松菜、りんごなど)
・おやつ(捕まらないときに釣るため)
・飲み水
・スポーツタオルとか、敷物になるもの
・すだれなど、日陰をつくるもの
・ウサギ用水入れ
・ウサギ用のお皿
・うさぎ用トイレ
・キャリー
・ガムテープはキケン!
- 今回、有料で借りたもの
・人間用テーブル
・人間用チェア
・簡易テント
・すだれ
・しきもの